
2025.08.10
人生の設計図
NHKドラマ『ひとりでしにたい』が話題を集めています。主人公は40代目前、未婚の女性。叔母の孤独死をきっかけに、「私の最期はどうなるのだろう」と、自分のこれからに向き合い始めます。かつては「誰かと一緒にいれば安心」と思われていた人生の後半。けれど現代では、家族がいても誰にも看取られず亡くなる、そんな現実が静かに広がっています。
そうしたなかで注目されているのが、「アドバンス・ライフ・プランニング(ALP)」という考え方です。医療や介護、住まい、財産管理、そして死後の手続きまで、自分の意思であらかじめ考え、備えておく“人生の設計図”のようなもの。任意後見契約や死後事務委任契約、公正証書遺言なども含まれますが、大切なのは「自分で生き方と最期を選ぶ」という姿勢です。
「終活は高齢になってから」と思いがちですが、ALPは40代や50代から考えることで、選択肢が広がり、自分らしさを反映した備えがしやすくなります。将来の病気や介護、住まいの選び方、お金の使い方、そして万が一のときに誰に何を託すか。それは「死に備える」だけでなく、「どう生きるか」という問いでもあります。
いま、元気なうちだからこそできることがあります。あなたも自分の人生の設計図を描いてみませんか?
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