2016年1月以来8年ぶりに、日銀がマイナス金利政策を解除する形となり、この措置を受けて、一部メガバンクでは普通預金金利を引き上げることを決めました。他方で住宅ローンの利用者の7割が利用しているとされる変動型金利への影響は小さいとみられています。

ただし変動型金利が上がらないという確定要素ではないので、借り換えを考える方も少なくないと思います。今回は借り換えのタイミングの3つの目安を挙げます。

①住宅ローンの残高が1000万円以上
②住宅ローンの残債期間が10年以上
③現在の金利と借り換え後の金利差が0.3％以上

金融機関によっては、借り換え時に借り換え前の住宅ローンより借入期間を延ばすことができる場合もあります。月々の返済額の負担が大きい場合は、上記3つの目安を満たさなくても、金融機関に相談してみることをおすすめします。借り換えや条件変更などによって、負担を減らすことができるかもしれません。