現在、新NISAの話題で持ちきりですが、今回はもう一つの国の施策であるiDeCo（イデコ）についてお伝えします。

2024年10月からDB(確定給付企業年金)など他制度に加入している場合、iDeCoの拠出限度額が12,000円から20,000円へ引き上げられます。

iDeCoの拠出限度額が引き上げられる背景には、iDeCo加入対象者の拡大があります。これまで政府は、より多くの人がiDeCoを利用できるように加入要件などを見直してきました。制度見直しとともに加入者が増えているiDeCoのポイントは？

①掛金が全額所得控除となる
②運用益が非課税で再投資できる
③受け取るときも大きな控除がある

働き方が変わった場合（例：会社員から自営業など）でも、引き続きiDeCoの加入者として掛金を拠出し、資産運用することができます。また、転職した際に、iDeCoの年金資産を他の年金制度に持ち運ぶことができます。商品の選び方など、もちろん気をつけるべき点がありますので、お近くの金融機関やFPに相談してみましょう。