2025.07.09 “自分らしい最後”を支援

近年、高齢者の単身化や家族との関係の希薄化により、大分県内でも葬儀や納骨の場面で「喪主不在」となるケースが増えています。

喪主がいなければ、葬儀の契約や火葬許可の申請、納骨先の決定といった基本的な手続きが進まず、行政や病院、施設の職員が代わりに対応せざるを得なくなります。また、葬儀の形式や宗教的希望が不明のまま、簡素な直葬(火葬のみ)となったり、遺骨の行き場がなく、無縁仏として扱われる事例も少なくありません。

こうした事態を未然に防ぐには、元気なうちからの準備が欠かせません。「みんなの後見センター」では、任意後見契約や死後事務委任契約、葬儀信託などの仕組みを通じて、ご本人の意思に沿った葬儀・納骨・遺品整理・死後の諸手続まで一貫してサポートしています。

たとえ頼れる家族がいなくても、本人の希望が反映された「その人らしい最期」が実現できるよう、きめ細かく対応します。また、地域の医療・福祉機関や法律専門職と連携しながら、お一人おひとりに合わせた支援体制を整えています。

家族のあり方が多様化した現代社会において、誰もが安心して人生の最終章を迎えられる地域づくりを、私たちは支えていきます。

■みんなの後見センター
0120-08-1357
大分市金池南1-5-1 201号
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