2026.10.01 大分・聖地巡礼 ― あの物語の「あの場所」へ。―

映画や漫画など作品の世界に触れ、
「どこかで見たことある」と感じたことはありませんか。
県内には、撮影地や物語の舞台など、
作品と地域をつなぐ風景が数多くあります。
大規模火災からの復興へ歩みを進める佐賀関をはじめ、
さまざまな作品にゆかりのあるスポットをご紹介します。

 

原作:町田そのこ(中央公論新社)
「2021年本屋大賞」受賞作品。「読書 メーター オブ・ザ・イヤー2020」でも1位 を獲得。
映像化:2024年/映画
主演:杉咲花
※デジタル配信中 Blu-ray&DVD発売中『52ヘルツのクジラたち』
Blu-ray:¥6,050(税込)/DVD:¥4,950(税込)
発売・販売元:ギャガ
©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会

 

【作品紹介】
他のクジラには聞こえない周波数で鳴くとされる「52ヘルツのクジラ」に、虐待や搾取、誰にも明かせない秘密を抱え「声なきSOS」を発する人々を重ねて描いた物語。誰かがその声に耳を傾けたとき、人は救われていく。そんなメッセージをテーマに、傷つき、孤独を抱えた主人公が東京を離れ、大分の海辺の街にたどり着き、そこでの出会いを通して少しずつ前を向いていく姿を描いた作品。原作・映画版ともに大分が舞台となっています。

 

佐賀関の海の幸が楽しめる食堂も、店名そのままで登場。出演者やスタッフも撮影の合間に食事を楽しんだ。

 

 

夕焼けが美しい福水漁港。雨のシーンは高所作業車4台を使用、大分市消防局も協力した。

 

 

荒々しい岩肌に、しめ縄が架けられたビシャゴ岩。元旦には初日の出を見るために人が集まる。

 

 

原作:沢木耕太郎(朝日文庫)
映像化:2023年/映画
主演:佐藤浩市×横浜流星
横浜流星が役作りのために、ボクシングのプロテストに 合格したことでも話題の作品。
※配信:Prime Video、hulu、U-NEXTで配信中 B
lu-ray&DVD発売中『春に散る』 ■コレクターズ・エディション(2枚組) Blu-ray:¥7,150(税込)/DVD:¥6,050(税込) ■DVDスタンダード・エディション¥4,400(税込)
発売元:映画『春に散る』
製作委員会/販売元:ギャガ
©2023映画『春に散る』製作委員会

 

【作品紹介】
人生に挫折した元ボクサーと、才能を持ちながらも自分の生き方を見つけられずにいた若きボクサー。世代も境遇も異なる2人が出会い、ボクシングを通して互いの人生と向き合っていくストーリー。「春に散る」というタイトルなどから、どこか儚い結末を想像するかもしれませんが、この物語が描くのは、単純な「終わり」ではありません。限られた時間の中で咲き切る、生き切る姿、そこにある人生の美しさや尊さです。監督を務めたのは、大分県出身の瀬々敬久さん。

 

県内最大の天体望遠鏡や最新のプラネタリウムを擁する施設でも撮影された。

 

 

権現通り商店街での撮影では、地域の人達の協力のもと、早吸日女神社夏祭りを再現した。

 

 

釣り場としても人気の金山港。佐賀関の象徴である高さ200mの大煙突を望むロケーションだ。

 


 

 

原作:乙野四方字(ハヤカワ文庫)
映像化:2022年/アニメ映画
※配信:Amazon Prime Video、U-NEXT他で配信中。
Blu-ray/DVD:発売中
©2022「僕愛」「君愛」 製作委員会

 

【作品紹介】
「もし、あのとき別の選択をしていたら」。そんな「もしも」の先にある、もう一つの世界を描く作品。2本の映画を観ることで、もう一つの物語が見えてくる、どちらを先に観るかによっても、物語の印象が変わるのが魅力です。原作者の乙野四方字さんは大分県出身。作品には大分市内が舞台として描かれ、見慣れた街の風景が数多く登場します。

・住吉緑地:「君を愛したひとりの僕へ」で登場した、住吉緑地の遊具。
・昭和通り交差点:ポスタービジュアルにも採用された、二つの作品の象徴的な場所。

 

原作:谷口菜津子(ぶんか社「comicタント」連載)
映像化:2025年/TBS系ドラマ※配信:U-NEXTで配信中。
Blu-ray/DVD発売中
©別府ケーブルラクテンチ

 

【作品紹介】
昨年ドラマ化され、大ヒットした『じゃあ、あんたが作ってみろよ』。「料理は女が作って当たり前」という価値観を持つ男と、恋人を優先するあまり、自分の「好き」や「したい」を見失っていた女。結婚を目前に別れた2人が、それぞれの人生を歩み始める中で、自分らしい生き方や人との関係を見つめ直すロマンスコメディです。主人公たちは別府市出身の設定で、大分弁やとり天、「ざびえる」、別府ケーブルラクテンチなども紹介されました。

・別府ケーブルラクテンチ:日本屈指の急勾配を誇るケーブルカーでもおなじみのラクテンチも、原作に登場。
・「じゃあ、あんたが作ってみろよ」原作原画展:ラクテンチミュージアムでは、原作原画展を開催中。谷口菜津子さんのサイン入りポスターも展示している。

 

原作:諫山創(講談社/別冊少年マガジン連載)
映像化:2013年/アニメ、2015年/実写映画
※配信:Amazon Prime Video、Netflix、U-NEXT、 huluで配信中。
Blu-ray/DVD:発売中
©︎諫山創/講談社

 

【作品紹介】
『進撃の巨人』は、巨人と人類の壮絶な戦いを描いた人気作品。漫画だけでなくアニメでも多くのファンを魅了し、映画化もされました。この荒廃した世界を描く作品は、大分で撮影されていません。しかし、日田市では作者・諫山創さんの故郷というつながりから、「進撃の巨人 in HITA ~進撃の日田~」という地域活性化プロジェクトが展開されています。大山ダムやJR日田駅前には登場人物の銅像が設置され、さらにミュージアムなど、作品の世界観に触れられるスポットが市内に広がっています。

・日田駅南公園:駅前にあるリヴァイ像。大山ダムの銅像に続き、ファンの支援により設置された。
・進撃の巨人 in HITA ミュージアム ANNEX: ここだけの貴重な資料から、オリジナルのグッズまで揃う。
・大山ダム:大山ダムの壁面を作中の壁に見立て、初めて巨人が襲ってきたシーンを再現。