団地にお住まいの皆さんにとって、マイホームや所有している土地をどうするのかは大切な問題。大切な不動産の活かして勝ち組になる、とっておきの「土地活用」について考えます。

土地“勝”用にするために…
知っておきたい5つの土地勝Q&A

Q1　土地活用を考え始めたときにまずやるべきことは？

A　土地活用は、売る、貸す、建てる、の３つの軸で考えましょう。すぐに現金化したい場合は「売る」を、先祖代々の土地をそのままの状態にしたいときは「貸す」がおすすめ。また収益を得ることができる方法として、賃貸住宅を「建てる」ことが挙げられます。「賃貸住宅経営」は、比較的安定した運用が可能ですし、土地・建物の相続評価が低くなるので、相続対策も期待できます。

Q2　土地活用と言っても種類が多くて分からない！

A　お客様ご自身で所有土地の最適な土地活用方法を判断するのは難しいでしょう。本特集で紹介している活用方法も立地や資金、お客様の状況などの条件で、収益は全く異なります。土地活用のポイントとして、まずは不動産会社や税理士事務所などに相談すすることをおすすめします。さまざまな土地活用の方法はもちろん、補助金や税金面のことまで知りたいのなら幅広く事業展開する会社や信頼度の高い事務所を選択してください。

Q3　人口の少ない田舎の土地も活用できる？

Ａ　土地の状況によりますが、現状農地であれば農業を始めたい方にそのまま貸すという方法があります。しかし収益という面ではほぼゼロに等しいでしょう。土地にしっかり働いてもらいたいのであれば、太陽光パネル設置や資材置き場などを検討してみてください。広い土地であればコンビニ用地なども選択肢として挙げられます。地域の状況や環境を考慮し、賢い活用法を判断しなければ、失敗するリスクが高くなります。

Q4　狭小地でも土地活用はできるの？

A　狭小地の中でもかなり狭い土地の場合は、自動販売機設置置場、野建て看板、1台時間貸し駐車場などが考えられます。30坪ほどの土地であれば、数台駐車可能な月極駐車場や戸建賃貸など活用パターンはさらに広がります。特に戸建賃貸に関しては、賃貸だけではなく、販売もできますので注目を集めています。一言で土地活用と言っても多くの方法があります。求めている収益性や土地や地域性にマッチする方法をしっかり選びましょう。

Q5　賃貸経営をする場合、今人気の物件はどのような間取りですか？

A　実際にお部屋探しをするお客様が気にしているのは、上の階の住人の音。大分で今人気の間取りはメゾネット（1階と2階がある間取り）タイプです。また、俗にいう「よくある間取り」にしてしまうと競合が多く差別化が難しいため、家賃の安さでしか勝負ができなくなります。これでは家賃収入が減るだけになってしまいますので、「コンセプトとターゲットが明確化」されたアパートを建築する必要があります。