インフォメーション
近年、全国各地で自然災害による甚大な被害が相次いで発生しています。
災害は日本のどこにでも発生し、遭遇する可能性があります。また、災害は時間経過とともに変化し、人間の想像をはるかに超えた大きなエネルギーで沢山の被害をもたらせます。
その中でも風水害は地形による影響をうけるため、必ずハザードマップを確認して、避難場所や避難経路などを把握しておきましょう。風水害は事前に予測可能なことも多いため、気象情報に注意して、早めに対策をとるようにしましょう。
集中豪雨はどのようなときに発生するの?
●日本付近に前線が停滞しているとき。
(特に梅雨期の終わり頃)
●台風が日本へ近づいている時や台風が上陸したとき。
●大気の不安定な状態が続き、次々と雷雲が発生するとき。
集中豪雨が起こるとどうなるの?
●川の水かさが急に増えたり、氾濫したりすることもあります。
●床下・床上浸水が起こることもあります。
●道路が冠水することもあります。
●地盤がゆるみ、土石流やがけ崩れが発生することもあります。
防災気象情報
ラジオやテレビ、インターネットなどで最新の防災気象情報を入手し、早めの対策を行うことで、風水害による被害を減らすことができます。
台風が通過している最中や、雨が強く降っているときに、外の様子を確認しに外出することは控えましょう。水の状況は急変することがあるので、河川や用水路、田んぼの状況を確認しに行くことは非常に危険です。
避難についての情報
台風や集中豪雨などにより、災害が発生するおそれが高まったときは、市町村から避難についての情報が発表されます。
避難するときには
●危険がせまる前に避難しましょう。
●避難することを必ず誰かに伝えましょう。
●必ず靴をはきましょう。サンダルや長靴はかえって危険な場合もあります。
●持ち物はリュックに入れるなど、いざというときに両手が使えるようにしましょう。
●水の中を歩くときには、側溝やマンホールなどにはまらないよう、長い棒で確認するなど、足元を十分注意しましょう。
●強風のとき、水の深さがひざ上まであるときなどは、無理をして避難所へ行くときよりも、2階へ垂直避難するなど高いところにとどまる方が安全な場合もあります。
情報提供/大分市消防局警防課 警防救助担当班