インフォメーション
2024.09.30
住宅火災の予防について
全国で年間に発生した火災のうち、約半数が建物から発生した火災です。
その中でも死者が発生した火災の多くは住宅火災であり、その死者の約7割が65歳以上の高齢者となっています。
逃げ遅れによって亡くなられているケースが多いことから、十分な注意が必要です。
住宅火災の出火原因として、コンロ、たばこ、電気器具類を原因とする火災が上位にあげられます。
コンロによる火災の多くは「消し忘れ」で発生しています。
コンロを使用中はその場を離れないこと、もしも離れる場合は必ず火を消すことを心掛けましょう。また、コンロの周囲はしっかりと整理整頓しておくことが大切です。
たばこによる火災は「寝たばこ」や「灰皿のない場所での喫煙」によって発生することが多くなっています。
寝たばこは非常に危険な行為なので、絶対にしないように心掛け、ご家族の方にもさせないようにしましょう。
また、灰皿のない場所で喫煙し、落ちた灰によって火災に発展することがあるので、必ず灰皿のある決まった場所で吸うようにしましょう。
電気器具類による火災は近年増加傾向にあり、特に電気製品の電源コードや延長コード等から出火するケースが増えています。
不必要なプラグは抜いておくことやプラグを抜く時はコードを引っ張らないこと、また、タコ足配線をしないことなどを意識しておくことで火災発生のリスクを減らすことが出来ます。
日常の些細な行動の中に、火災の危険が隠れています。
しかし、裏を返せばちょっとしたことに気を付けることで火災を防ぐことが出来ます。
ご自宅から火災を起こさないように火災予防をお願いします。
~2024年度 全国統一防火標語~
『守りたい 未来があるから 火の用心』
■問い合わせ/大分市消防局予防課 ℡097-532-3199(予防担当班)